サークルの紹介

 今世紀最後のベンチャースポーツといわれ、最も手軽なスカイスポーツであり、山と海の多い日本に適しており、男女の差なくたのしめて、あらゆる人に夢と希望をあたえつづけるスポーツ。それがパラグライダーです。

 あるときは上空1000メートルの孤独だったり、あるときは気象条件を読むとても深い思考のゲームだったり、またあるときは山から山への一発勝負の博打だったり。それもパラグライダーです。

 でも、エンジン音のしない風にのって尾根をこえて、雲を食べることができたり、飛んだあとのビールが最高だったり、そのあとの温泉がまたたまらなかったり。それもパラグライダーです。

 そんなパラグライダーに、いや雲に、風にさそわれた学生の集まりがフライフォーゲルです。

 フライフォーゲルとはドイツ語で『自由な鳥たち』という意味です。だれがつけたかはよく知らないけどなかなかいい名前です。フライは自由のいみだけど英語のFlyにつうじる語感があるし、フォーゲルは鳥の意味だけど山登りのワンダーフォーゲルみたいだし、どっちもパラグライダーっぽくていいです。

 メンバーは男女あわせて30人ぐらいで、晴れた週末には必ず4、5人以上、多いときで10人以上が、ガシガシとわれらがホームエリアであるスカイパーク宇都宮をめざします。高田馬場周辺でうだうだとウィークデイこなし、バイトに疲れた男の子や、レポートにおわれていた女の子がここぞそばかりに活気づき、キラキラと目を輝かせ始めるさまはなんと素敵な光景でしょう!そう、彼等を待っているのは限り無く広がる空。すべてを包み込んであまりある太陽。そして彼等を大空へはばたかせる風なのです。

 

絵をクリックすると今年の新歓活動の様子にいきます(上は今年の新歓のビラ)

 フライフォーゲルは実は昔はエアボーンジュニアという名前でした。その前はチェルシーという名前でした。フライフォーゲルになってからは今年で3年目になりますが、サークルの魂は8年前の先輩から続いています。名前がかわっても人のつながりがあれば、こころはつながってゆくものです。そんなわけで、今年フライフォーゲルに頼もしいOB&OG会が発足しました。パラグライダーが日本にやってきてまだ十数年であることを考えればこのようなOB&OGを持てるのは大変な幸せと思っています。

 そのような先輩にまけず最近のフライフォーゲルは絶好調です。新入生はとてもたくましく個性的なキャラクターが数多く集まり、上級生もそれに刺激を受けて活発な活動をくりひろげています。そんなフライフォーゲルのいきおいをデジタル情報上にものっけて紹介すると同時に、全国の学生フライヤーや一般フライヤーまたはパラをやりたいと思っているまだ見ぬ仲間にコンタクトをとろうと、ホームページを開設しました。できるだけ更新をくりかえし、引き継ぐことでフライフォーゲルのひとつの重要な活動の場(デジタルラウンジ)となることもめざしています。

 フライフォーゲルはこれからもう一歩加速します。


 ついてきてね。