ダカール滞在記
〜セネガル共和国の首都を探訪する〜中島 健
2002年12月30日から翌年1月2日まで、アフリカ・セネガル共和国の首都ダカールを訪れた。
アフリカというと、大方の日本人がまず思い浮かべるのが、大草原に住むライオンやゾウ、キリン、シマウマといった動物たち、どこまでも続く砂漠やサバンナの大自然、やや社会派となると内戦や貧困、疫病の蔓延、ヨーロッパ諸国による植民地化の歴史、といったところであろうか。無論、これらの第一印象は必ずしも間違いではない。しかし、一口にアフリカといっても、そこには人口1億1400万人のナイジェリアから人口8万人弱のセイシェルまで53の国々があり、異なる気候、風土、歴史、文化を持った人々が暮らしている。そして、我が国とアフリカ諸国との歴史的な結びつきの弱さもあって、欧州、北米、アジアにでかける機会はあってもアフリカに渡る機会はなかなかないのが実情ではないだろうか。
そこで本稿では、セネガル・ダカールでの滞在記を中心に私の旅行の様子をまとめ、セネガルの一端を御紹介してゆきたい。
■セネガル概観【更新】
セネガルという国■12月30日(月)【更新】
アフリカ大陸初上陸■12月31日(火)
奴隷の島■1月1日(祝)
正月のダカール■1月2日(木)
ヴェルデ岬とサンダガ市場中島 健(なかじま・たけし) 大学法学部卒
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